お座敷列車はどこで乗れるのか

お座敷列車の利用

 

 

実に楽しそうなお座敷列車ですが、基本的には季節限定での臨時列車となっているので、いつでも乗れるというわけにはいきません。ただJR東日本の公式サイトなどを見ればジョイフルトレインの車両図鑑をチェックすることができますし、「お座敷列車」でサイト内検索をすれば、どこで乗れるのかもわかります。

 

JR東日本では秋期の企画が多いようで、昨年の秋もお座敷列車を使ったいろいろな旅行プランが提案されていました。特に10月1日~11月30日の61日間は「体育の日」の3連休を中心として秋の行楽や旅行に便利な列車が増発されており、例えばお座敷列車「やまなみ」は紅葉豊かな吾妻渓谷と吾妻線沿線の温泉地に向けて運転されていました。

 

列車名は「お座敷効能温泉吾妻号」とされ、ダイヤは大宮発7:58、長野原草津口着15:46で、日程は10月16.23日です。「ぶどう狩りと温泉企画」では「ニューなのはな」が9月4.5.11.12.18.19.20.23.25.26日に運行されていました。千葉発8:29、新宿発9:22で、山梨着は11:00。

 

山梨駅からは専用バスを利用し、ぶどう狩りは金華園、温泉は慶山で、昼食付きのパック企画となっていました。お座敷列車「華」は、川崎発7:55、八王子発9:02という路線で塩山着10:15、塩山からは専用バスを利用する企画となっていました。9月18.19.20日、10月9.10日の運行で、ぶどう狩りは松里果樹園、温泉はホテル甲斐路を利用し、同様に昼食付きのパック企画となっていました。

 

お座敷列車「華」ではバーベキューが付いた企画もありました。JR東日本の夏企画では「もも狩り」を実施していました。これはお座敷列車「ニューなのはな」での運行で、運転日は7月25. 26日、千葉発8:35、新宿発9:29、甲府着が11:11です。今年の企画も既に案内が出ており、これは「お座敷うつくしま浜街道号」と新規コースの「お座敷ときわ路号」(大宮発着)です。

 

福島県浜通りは黒潮と親潮の交差する「潮目の海」で豊かな漁場となっており、冬の浜通りならではの食の素材で冬の味覚を存分に楽しめます。利用希望の場合は、JRのサイトからの案内を必ずチェックするようにしてください。